search

20140807

ある日僕は高円寺に行った



ファッションの魔法
僕はこれを散々言ってきたのだけれど
これはどこででも通用することで。
どこの場所に行っても
例えば古着屋さんでばったり会った人が「この服良いですよね」なんて話から会話が始まったり、
「どこから来たんですか?」だとか店員さんを間に挟んで初対面のお客さん同士の会話が繰り広げられたり。
そんなことが日常的によくある。



ある日僕は高円寺に行った。












ふらっと入った新しく知った古着屋さんで、凄く素敵な人が居た。

僕は黒い服しか着ないから全身真っ白の彼の装いはまるで正反対で、凄く魅力的に映った。

彼もまるで正反対な僕に興味が湧いたみたいで、
店員さんと僕が会話しているときに会話に入ってきてくれた。

するとお互い服が好きだからなのと、高円寺が好きなことが相まって、たちまちに仲が良くなってしまった。

「こういう出会いって良いですよね。
古着屋さんで出会う人ってみんな他の個性を許容しているというか、
この人は服が好きだ!と分かった途端、
全然違う趣向の人でもそれを魅力的に思って、
積極的に理解したくなるような、そんな人が多いような気がします。」

「もう出会うことはないかもしれないけれど
服が好きなら、いつかどこかで巡り合わせがあるかもしれませんね。」

「僕は高円寺でよく買い物をするから、またここで会えたら、声、かけてくださいね。」



本当に気持ちのよい出会いだった。
正直、名前も声色も明確には覚えていないのだけれど。
ここに載せるってことの約束は今、果たせたよ。
遅くなっちゃったけどどこかのタイミングで見てくれてるといいな。


それに、いつかまた高円寺かどこかで出会えたらいいな。


0 件のコメント:

コメントを投稿